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■22576 / )  Re[18]: 故障したHDDを開けてみました。
□投稿者/ れい (718回)-(2008/07/27(Sun) 00:58:44)
2008/07/27(Sun) 02:21:44 編集(投稿者)

結構時間をつかってしまいましたが。
解決しました。

結果から言うと、読めました。

まさん、H.K.R.さんの助言を参考に、以下の手順を行いました。

・コントロール用基盤をはずす
・HDDを目張りして、モーター側半分を熱湯(100〜90℃)に1時間程度浸す
・熱いうちに水を拭き蓋を空けてプラッターを無理やり回す。
・回しながら室温まで冷やす。
・埃をとり、乾燥剤を入れ、くみ上げる。

プラッターを無理やり回すのはかなり力が必要なので、
ねじ穴にあわせて治具を作る必要があります。

クリーンルームはもう使えなかったので、
煙などのコロイド、埃が入らないよう、
大きいビニール袋(ゴミ袋)を圧縮空気で膨らませて陽圧にし、
蓋の開閉はその中で作業を行いました。
(市販のエアダスターなどでも可能であろうと思います)

で、必要なデータは回収できました。

データ回収の後、テストを行いました。
0x5555を全領域に書きこみ、その後読み込んでみたところ、
2箇所、合計1000セクタ程度の領域でエラーが発生しました。
読み間違いはありませんでした。
このエラーが開ける前からあったかどうかはわかりません。
今のところエラー箇所は2箇所のままで、増えていません。

油や軸受けの劣化が進み、噛んでいたか固着していたのだろうと思います。
温度を上げることで油の粘度を下げ、熱膨張で刺激を与えることで
緩んだのであろうと思っています。
冷やしたら動かなくなるかな?と思い冷蔵庫で冷やしてみましたが、
問題なく動きました。

しばらく耐久テストを行ってみます。

そんなわけで、素人が用意できるような工具でなんとか治せました。
使った機材は

・+ドライバー
・トルクスレンチ
・エアコンプレッサー
・ゴミ袋
・熱湯
・目張り用テープ
・ホットボンド
・ピンセット
・エアダスター
・ハイゼガーゼ
・モーターを回すための治具

です。
みなさんありがとうございました。

#しかし、油も摩擦も奥が深いですね…

解決済み
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