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Re[6]: シェアウェアについて |
□投稿者/ ネタ好き (602回)-(2008/09/14(Sun) 17:59:01)
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■No25044 (Azulean さん) に返信 > ソフトウェア開発会社が保証しない品質をフリーの第三者が保証できるという論理がよく分かりません。 > (切り捨てる品質ってのはビジネス的に修正するメリットがない、薄いといったところとみています) > 開発者を雇ったり、フリーに委託したところで、低品質なものが納品されるリスクは拭えないのでは? > 監督・検証できる人材・組織を依頼主が持っていないとどうしようもない気がします。
Azulean さの疑問は正しいと思います。 しかし、残念ながら完璧方法が思いつきませんので、絶対の保障が望めないからには味方と選択肢を作るしかないと思います。 ここで問題なのは組織の利害関係です。 開発会社の品質を別の開発会社に鑑定してもらうのはリスクが大きいと思います。 というのも、開発会社同士の「しがらみ」や「力関係」が付きまとうからです。 大会社の商品を中小企業が正直に鑑定できるのかといえば、その成功率は低いと思います。 それに、会社に頼むと費用が膨大になると思います。 それで、会社の鑑定士として利害を共有する「熟練の技術者」が必要となると思いました。 システム開発の成功とは、つまるところ、消費者にとっての生産性の向上ですから、一番詳しいのは内部の業務知識と技術を持ち合わせた人間ではないでしょうか? フリーの開発者の場合は、一人の力はもしかしたら弱いかもしれませんが、開発者同士のコミュニティを通じて、消費者にとって有益な情報を得られる可能性が高いと思いますし、フリーでやっていくぐらいの人間は鑑定ぐらいは出来ると思います。鑑定できれば「それ高いよ」と開発会社と交渉しやすくなります。 もちろん、完璧とはいえませんが、今のように消費者が無知で無防備な状態はよりもましだと思います。 結局は、人間の絆が頼りになると私は考えています。 その理由は、利益だけじゃあ人間社会は成り立たと思うからです。 開発者の誇りを私は信じています。
> >>しかしながら、開発者に企業勤めの道しか与えていないならば出来ないことです。 > 品質を保証するためには、最低限、ソフトウェアを検証できる人が必要です。 > 一人で営業・開発・検証している人はそれらの会社・組織に比べると弱いように思えます。(時間的・観点的) > > > ところで、脱線しすぎじゃないですかね。 > 開発者のあるべき将来像を語るのであれば、シェアウェアと一旦切り離しては。
品質鑑定は技術力次第では一人で出来ます。私のような中級ぐらいの技術者でも、クライアントサーバー型のシステムを一人で構築できます。上級者ともなれば1000人力です。情報処理技術においては数より質が問題なのです。人月単価が否定されている事からそれは明らかだと思います。
未来像については難しいところですが、今のまま行けば「良いor悪い」ぐらいと大まかな部分は話しあったほうがいいかと思います。そうでないと、今だけ見たら「タダなら良いじゃん」で終わってしまうと思うのです。 そうなってしまえば、今の食品偽装や耐震偽装と同じ結果を生んでしまうと懸念しています。
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