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■8559 / )  Re[3]: クラスライブラリで利用する設定の利用手法
□投稿者/ 渋木宏明(ひどり) (442回)-(2007/10/02(Tue) 23:59:01)
渋木宏明(ひどり) さんの Web サイト
2007/10/03(Wed) 00:10:34 編集(投稿者)

> DLLに設定ファイルっていうケースはあまり無いんでしょうか?

プラグインのようなものの場合は「あり」だと思いますが、一般論的にはちょっと違和感を感じますね。

.dll は所詮単なる入れ物なので、それ自身が「設定」を必要とすることは無く、本来?「設定」を必要としているのは「.dll に収められているクラスたち」のはずです。

仮にプラグインを想定したとしても、プラグインの設定を「.dll と対応付けられたファイル」に記述「しなければならない」理由としてはそれほど強くないと思います。

アプリケーション本体と対応付けられたファイルに設定を記述し、それをアプリケーションが .dll (内のどれかのクラス)に引き渡す、という流れも考えられます。

また、「.exe の横」「.dll の横」は「Program Files 配下」であることが想定されます。

Program Files 配下に配置された設定ファイルの書き換えには管理者権限が必要ですし、Vista ではこの辺の制限が強化されています。

インストーラによる配布を行った場合、インストーラによって配置されたファイルを書き換えるというシナリオは、Windows Installer による「復旧」の仕組みとも相性がよくありません。

当たり前の話ですが、.dll と設定ファイルが1対1で対応付けられているということは、「ユーザ毎の設定」を格納するのにも向きません。

等々、れまでは「場合によってはあり得る」「無くは無い」形態だったと思いますが、今後を考えると避けるべきでしょう。

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