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Re[4]: MSHFlexGridの表示が遅い

分類:[.NET 全般]　

2017/07/14(Fri) 11:19:12 編集(投稿者)
2017/07/14(Fri) 11:19:10 編集(投稿者)
2017/07/14(Fri) 11:18:37 編集(投稿者)
2017/07/14(Fri) 11:18:33 編集(投稿者)

ある処理を行い、作成したcsvファイルのデータをMSHFlexGridに表示しようとしたのですが表示が遅く感じます。
プログラム自体はこの部分が遅いだけで正しく動作します。動作環境はi3-2120 RAMは4GB vb2010です。

'ファイル3を読み込み、MSHFlexGridに表示
FileOpen(FileNo3, strVal3, OpenMode.Input)

With Form3.MSHFlexGrid1

.Visible = False
.Redraw = False

Do Until EOF(FileNo3)

strLine = LineInput(FileNo3)
CellsData = Split(strLine, ",")

If Form3.MSHFlexGrid1.get_Cols() < UBound(CellsData) + 1 Then

'データの列数に合わせて、MSHFlexGridの列数を設定
Form3.MSHFlexGrid1.set_Cols(UBound(CellsData) + 1)

End If

lngcount = lngcount + 1

'行数カウント
If lngcount > 2 Then

Form3.MSHFlexGrid1.Rows = Form3.MSHFlexGrid1.Rows + 1

End If

For n = LBound(CellsData) To UBound(CellsData)

'MSHFlexGridのセルにデータを書き込み
Form3.MSHFlexGrid1.set_TextMatrix(lngcount - 1, n, CellsData(n))

Next n
Loop

'セル幅を項目ごとに調整
.set_ColWidth(0, 900)
.set_ColWidth(1, 900)
.set_ColWidth(2, 600)
.set_ColWidth(3, 1000)
.set_ColWidth(4, 1000)
.set_ColWidth(5, 1000)
.Visible = True
.Redraw = True

End With

FileClose(FileNo3)

Form3.Show()

ネットで調べてvisibleやRedrawをFalseにして、セルに値をセットし終わった後にTrueにしているのですが以前遅いです。
csvファイルは6列12万行です。掛かる時間は3分半ほどです。これ以上速くすることは出来ないのでしょうか？

■No84546 (わりおさん) に返信
> ある処理を行い、作成したcsvファイルのデータをMSHFlexGridに表示しようとしたのですが表示が遅く感じます。
まるで VB6 のコードを直訳したかのようなコードになっていて、
.NET らしいコードになっていないのが気になるところ…。

たとえば、LineInput 関数を使うよりも、
File.ReadLines メソッドを使うなどした方が楽そうです。

それと、MSHFlexGrid の set_TextMatrix メソッドで
書き込むのはあまりオススメしません。これは 1 セルずつの
操作になりますので、操作回数が増える分、処理速度に影響します。

RowSel / ColSel / Clip プロパティと StringBuilder を使って、
複数のセル範囲にまとめて書き込むことを検討してみてください。

> With Form3.MSHFlexGrid1
ここで With にキャッシュしているのに、その内側では
> 　If Form3.MSHFlexGrid1.get_Cols() < UBound(CellsData) + 1 Then
> 　　Form3.MSHFlexGrid1.set_Cols(UBound(CellsData) + 1)
> 　　Form3.MSHFlexGrid1.Rows = Form3.MSHFlexGrid1.Rows + 1
となっていて、With が活かされていません。

■No84548 (魔界の仮面弁士) に追記
>> csvファイルは6列12万行です。掛かる時間は3分半ほどです。これ以上速くすることは出来ないのでしょうか？
> RowSel / ColSel / Clip プロパティと StringBuilder を使って、
> 複数のセル範囲にまとめて書き込むことを検討してみてください。

csv ファイルからの転送ではありませんが、Clip プロパティを利用したところ、
10列15万行を 1 秒未満で表示できました。

Public Class Form1
　Private Function CreateSample() As String(,)
　　'10列×15万行
　　Dim ary(9, 149999) As String
　　For y = 0 To ary.GetUpperBound(1)
　　　For x = 0 To ary.GetUpperBound(0)
　　　　ary(x, y) = CStr(x + 1) & "列" & CStr(y + 1) & "行目"
　　　Next
　　Next
　　Return ary
　End Function

　Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
　　Dim data As String(,) = CreateSample()

　　'測定開始
　　Dim sw As Stopwatch = Stopwatch.StartNew()

　　'転送用データの構築
　　Dim sb As New System.Text.StringBuilder()
　　For y = 0 To data.GetUpperBound(1)
　　　sb.Append(data(0, y))
　　　For x = 1 To data.GetUpperBound(0)
　　　　sb.Append(vbTab & data(x, y))
　　　Next
　　　sb.Append(vbCr)
　　Next
　　Debug.WriteLine("データ準備完了：" & sw.Elapsed.ToString())

　　With Me.AxMSHFlexGrid1
　　　.Redraw = False
　　　.FixedRows = 0
　　　.FixedCols = 0
　　　.Rows = data.GetUpperBound(1) + 1
　　　.set_Cols(data.GetUpperBound(0) + 1)
　　　Debug.WriteLine("表サイズ決定：" & sw.Elapsed.ToString())

　　　'列幅設定
　　　For c = 0 To .get_Cols()
　　　　.set_ColWidth(c, 1440)
　　　Next
　　　Debug.WriteLine("列幅調整：" & sw.Elapsed.ToString())

　　　'範囲選択
　　　.Row = 0
　　　.Col = 0
　　　.RowSel = data.GetUpperBound(1)
　　　.ColSel = data.GetUpperBound(0)

　　　'データ転記
　　　.Clip = sb.ToString()
　　　Debug.WriteLine("データ転送完了：" & sw.Elapsed.ToString())

　　　.Row = 0
　　　.Col = 0
　　　.Redraw = True
　　End With

　　'測定終了
　　sw.Stop()

　　MessageBox.Show(sw.Elapsed.ToString())
　End Sub
End Class

■No84548 (魔界の仮面弁士さん) に返信
> ■No84546 (わりおさん) に返信
>>ある処理を行い、作成したcsvファイルのデータをMSHFlexGridに表示しようとしたのですが表示が遅く感じます。
> まるで VB6 のコードを直訳したかのようなコードになっていて、
> .NET らしいコードになっていないのが気になるところ…。
>
> たとえば、LineInput 関数を使うよりも、
> File.ReadLines メソッドを使うなどした方が楽そうです。
>
> それと、MSHFlexGrid の set_TextMatrix メソッドで
> 書き込むのはあまりオススメしません。これは 1 セルずつの
> 操作になりますので、操作回数が増える分、処理速度に影響します。
>
>
> RowSel / ColSel / Clip プロパティと StringBuilder を使って、
> 複数のセル範囲にまとめて書き込むことを検討してみてください。
>
>
>>With Form3.MSHFlexGrid1
> ここで With にキャッシュしているのに、その内側では
>>　If Form3.MSHFlexGrid1.get_Cols() < UBound(CellsData) + 1 Then
>>　　Form3.MSHFlexGrid1.set_Cols(UBound(CellsData) + 1)
>>　　Form3.MSHFlexGrid1.Rows = Form3.MSHFlexGrid1.Rows + 1
> となっていて、With が活かされていません。

ありがとうございます。ご察しの通りVB6で作成したプログラムに変換を掛けたものです。
確かに.Netに移行した利点が生かされていないですね。改良できるところは直そうと思います。
コードを書き直したらここに載せようと思います。ありがとうございました。

12万行というと、仮想スクロールを検討すべきかもしれません。
本家、FlexGridにはそういう機能があるのですが、
MSHFlexGridにもあるのかどうかは未確認です。
  http://demo.grapecity.com/c1/aspnet/5/mvcexplorer/FlexGrid/VirtualScrolling

■No84554 (ぶなっぷさん) に返信
> 12万行というと、仮想スクロールを検討すべきかもしれません。
> 本家、FlexGridにはそういう機能があるのですが、
> MSHFlexGridにもあるのかどうかは未確認です。

MSFlexGrid や MSHFlexGrid に仮想モードはありません。

別案ということであれば、ActiveX Data Object を使う選択肢もあります。
OLE DB Provider としては Microsoft.ACE.OLEDB.12.0 プロバイダーか ODBC が使えます。

下記は、C:\TEMP\TEST.CSV を表示する例です。

Public Class Form1
　Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
　　Dim rs As New ADODB.Recordset()
　　rs.CursorLocation = ADODB.CursorLocationEnum.adUseClient
　　rs.CursorType = ADODB.CursorTypeEnum.adOpenStatic
　　rs.LockType = ADODB.LockTypeEnum.adLockReadOnly
　　rs.Open("SELECT * FROM [test#csv]", "Driver={Microsoft Text Driver (*.txt; *.csv)};Dbq=C:\temp\;Extensions=csv;")
　　AxMSHFlexGrid1.DataSource = rs
　End Sub
End Class

SCHEMA.INI の設定を行うことをオススメしますが、元のコードのように
一行ずつ読み取って加工したいのであれば、スタンドアロンの切断型 Recordset を
割り当てるという選択肢もあります。

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