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私の場合、ものすごい面倒な方法かも知れませんが、 一度、サンプルとしてWebページ、アプリを作成します。
それについて、各ボタン、コントロールによる状態遷移を紙芝居としてお客様に提出していますね。 また、「状態遷移の紙芝居では分かりにくい」といったご指摘を頂くこともあるので、 実際に作成したサンプルをお客様に提出することもあります。
設計のガイドラインはそれぞれユーザ、お客様によって異なるので、 一概に「こういうのがある」とは言えないかと思います。
やじゅ様が掲載されたボタンコントロールの例で申し上げますと、 上記全てのパターンを経験したことがあります。 システムAを顧客Aに見せたときは「無効化してほしい」 システムBを顧客Bに見せたときは「非表示にしてほしい」 システムCを顧客Cに見せたときは「エラー処理にしてほしい」 と機能的には似たような機能を実装した別のシステムでしたが、お客様によってご要望はバラバラでした。
もっと言うならエラーメッセージもバラバラでした。 顧客Aでは「画面上部に発生した全てのエラーを表示してほしい」 顧客Bでは「画面上部に『一番最初に発生したエラー』だけを表示してほしい」 顧客Cでは「エラーをダイアログボックスで表示してほしい」 顧客Dでは「エラーが発生した入力欄、選択欄の横にエラーメッセージを表示して欲しい」 というまったく違うご要望も頂いております。
ただ、一部の顧客では「画面規約」「メッセージ規約」なるものをご提出される場所もあるので、 それがあれば、規約に沿って作成すればいいので設計/仕様の検討は楽になります。
また、実際に「画面の規約、メッセージや状態遷移の規約はございますか」と あらかじめ聞くのもアリではないでしょうか?
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