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Re[4]: アプリケーションの配布

分類:[VB.NET/VB2005 以降]　

Visual Basic 2008 Express Editionにてプログラムを作り配布をしたいと
思っています。
配布はインストーラなどは使わないで単純にコピーをする方法を考えています。

Releseフォルダ内の全ファイルを他のPCにコピーすればよいらしいとのことはわかりました。

Releaseフォルダには以下の４つのファイルがあります。
abc.application
abc.exe
abc.exe.manifest
abc.xml

abc.exeだけで動作するようなのですが他のファイルも必要なのでしょうか？
その場合他のファイルの役割は何なのでしょうか？

abc.applicationをクリックするとインストールのような動きをするために
余計なものは配布したくありません。

.netはまだ始めて間もないものですのでお教えください。
よろしくお願いします。

■No39628 (じょしゅさん) 補足

作成したアプリはWinアプリです。
.NET Frameworkは別途インストールします。
使用するPCはLAN等にはつながっていないスタンドアロンで使います。

■No39628 (じょしゅさん) に返信
> abc.application
【配置マニフェスト】(中身は XML テキスト)
配布・更新に関するバージョン情報などが記述されています。

通常のコンパイル処理だけでは生成されませんが、
ClickOnce 配置による『発行』を行ったときに生成されます。

XCOPY 配置の場合、この .application 等は不要ですが、
ClickOnce の利用時には、アプリケーション起動ファイルの役目を持ちます。

> abc.exe
【アプリケーション本体】(中身は当然バイナリ)

これが無ければ始まりません。

> abc.exe.manifest
【アプリケーション・マニフェスト】(中身は XML テキスト)。

プログラムを実行するのに必要なコンポーネントの情報が記述されています。
たとえば、マニフェストで管理者権限を要求しておくと、Windows Vista においては
昇格が必要であることを示すシールドアイコンが設定されます。

マニフェストは、*.exe.manifest という名前の別ファイルにして、
exe と一緒に配置する方法のほかに、exe 内部に取り込む方法も利用できます。
http://www.microsoft.com/japan/powerpro/TF/column/tm_09_3.mspx

> abc.xml
【XML ドキュメントファイル】(中身は XML テキスト)

メソッドやクラスの宣言部に書かれた、
　''' <summary>～</summary>
といった記述「XML ドキュメントコメント」を集めたものです。

これは、C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\JA\*.xml などに
配置されているファイル群と同様、作成したアプリ(特にDLL)を他のプロジェクトから
参照設定して利用する際に、Visual Studio の入力機能(IntelliSense)にて
メソッド等の説明文を表示するために利用されます。

このファイルの生成を抑制したい場合には、My Project の[コンパイル]タブから、
[XML ドキュメントファイルを生成する]のチェックを外すことで、自動生成されなくなります。
(手動でコンパイルする場合には /doc オプション)

なお、生成した XML ドキュメントから、ヘルプファイル等のマニュアルを自動生成する
Sandcastle というツールも用意されています。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/07/15/Sandcastle/index.html

■No39636 (魔界の仮面弁士さん) に返信

魔界の仮面弁士さん、ありがとうございます。
abc.application：不要
abc.exe：当然必要
abc.exe.manifest：必要
abc.xml：なくてもいい
ということですね。

>>abc.xml
> 【XML ドキュメントファイル】(中身は XML テキスト)
>
> メソッドやクラスの宣言部に書かれた、
> 　''' <summary>～</summary>
> といった記述「XML ドキュメントコメント」を集めたものです。
>
> これは、C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\JA\*.xml などに
> 配置されているファイル群と同様、作成したアプリ(特にDLL)を他のプロジェクトから
> 参照設定して利用する際に、Visual Studio の入力機能(IntelliSense)にて
> メソッド等の説明文を表示するために利用されます。
>
> このファイルの生成を抑制したい場合には、My Project の[コンパイル]タブから、
> [XML ドキュメントファイルを生成する]のチェックを外すことで、自動生成されなくなります。
> (手動でコンパイルする場合には /doc オプション)
>

私の環境では [XML ドキュメントファイルを生成する]をみつけることができませんでした。

> http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/07/15/Sandcastle/index.html
ここの4ページ目にも生成しない方法がでていましたがVisual Basic 2008 Express Editionでは生成しないようにすることはできないようですね。

■No39710 (じょしゅさん) に返信
> abc.exe.manifest：必要
exe 内に埋め込んでしまえば、manifest ファイルを配布する必要はありません。

> 私の環境では [XML ドキュメントファイルを生成する]をみつけることができませんでした。
>>http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/07/15/Sandcastle/index.html
> ここの4ページ目にも生成しない方法がでていましたがVisual Basic 2008 Express Editionでは生成しないようにすることはできないようですね。

確かに、Express Edition の場合には IDE からは指定できません。

ただし、*.vbproj ファイルをメモ帳で開き、<documentationfile> 要素(通常は 2箇所)を削除する事で、
*.xml ファイルが生成されなくなるかと思います。(Express Edition が手元に無いので、未確認ですが)

■No39715 (魔界の仮面弁士さん) に返信

>>abc.exe.manifest：必要
> exe 内に埋め込んでしまえば、manifest ファイルを配布する必要はありません。
>
>
埋め込みを試してみます。一緒に配布するより埋め込んだほうがいいみたいですね。

>>私の環境では [XML ドキュメントファイルを生成する]をみつけることができませんでした。
> >>http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/07/15/Sandcastle/index.html
>>ここの4ページ目にも生成しない方法がでていましたがVisual Basic 2008 Express Editionでは生成しないようにすることはできないようですね。
>
> 確かに、Express Edition の場合には IDE からは指定できません。
>
> ただし、*.vbproj ファイルをメモ帳で開き、<documentationfile> 要素(通常は 2箇所)を削除する事で、
> *.xml ファイルが生成されなくなるかと思います。(Express Edition が手元に無いので、未確認ですが)
ご指摘のやりかたで、Express Editionでも作成されなくなりました。
いろいろご指導ありがとうございました。

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Re[4]: アプリケーションの配布

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