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> Visual Basicの登場は、開発の生産性を高める画期的な開発環境であることはまちがいないだろう。
このごろ、そうでもなかったんじゃないかと思うようになりました。
生産性 = 生産量 / 投入費用 という定義なら、確かに生産性は上がったでしょう。
生産性 = 生産量 * f(品質) / 投入費用 という定義だと、どうでしょう? ※ f(品質) は、品質を引数とする架空の関数。出荷できない品質なら返値が 0 になるのは間違いないところ。また、メンテ性が悪ければ、良い点数にならない。
言いかえると、 VB によって粗製乱造が可能になったけれど、 ソフトウェアのライフサイクルを通して見た場合は、 かならずしも生産性が上がった (コストが下がった) とは言えないんじゃないか、 と。
# そもそも、 プログラミング言語の性質によって変化する開発費用の部分って、 おおむね実装工程とテスト行程中のデバッグ作業だけだよね。 全体の何分の一だろう? f(^^;
> 今にコードを書かなくともよいプログラム言語が当たり前の時代が到来するではないかな。
それは大いにアリでしょう。 # それを「プログラム言語」と呼ぶかどうかは知らない f(^^;
でも、 コードを書かなくなっても、 やりたいことをコンピューターにやらせるという意味でのプログラミングは残りますよね。
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