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> 統合開発環境。 > エディタ。 > このふたつの用途の違いを教えていただけませんでしょうか
ちょっと長くなりますね。 あと説明を簡略する為に完全に正確でない部分もあります。
1. プログラムを作る場合、基本パソコンが理解できる状態で実行するファイルを作らないといけません。 ただそうすると人間では理解しずらい内容になりますので プログラム言語で作成したファイルを「コンパイル(compile)」という作業で「実行ファイル」に変換して使用します。 元々「コンパイル」という作業が必須でしたが、最近の言語では「実行時にコンパイルを自動で行ってくれる」という言語もあります。
2. 「プログラム」を作る際、一度で思った通りの動きを作ることは、ほぼ不可能です。 そこで途中経過なので正しく動いているか確認する必要があります。 この作業を行うのが「デバック(debug)」と呼ばれる作業です。(うまく動かない部分を「バグ(bug)」といいます) ただここで問題となるのが「コンパイル(compile)」で途中で内容を確認しようとしても人に理解できない状態のファイルで見ても理解できません。
3. こういった問題から「コンパイル」や「デバック支援」などの機能等の環境を提供してくれるソフト群が 「統合開発環境」で開発できるツールという事となります。 今回のお話ですと、『Visual Studio』という事になりますね。
4. では『Visual Studio Code』って何?となると思います。 本来「テキストエディタ」(ファイルに文字を読み書きするメモ帳のようなソフト)なんですが、
「統合開発環境」には「コンパイル」や「デバック支援」だけではなくって ・いろんなファイルを1つの塊として管理できる。 ・ブログラムの「命令」等を色分けしたり、選択すると説明が表示される。 といったとっても便利な機能があったりします。
あまりにも便利な為、その部分だけでも使いたいな!となって作られたのが『Visual Studio Code』なんですが その内あんな機能やこんな機能を付けて!という要望が増えて分類上よく分からない状態となっています。 ただ作りたいプログラム(言語)によって向き・不向きがあるので、
> それはどんなプログラムですか? と聞いたのです。
□まとめ
・統合開発環境(IDE) プログラムを開発する際の環境を簡単に用意できるように組み込まれたソフト一式。
・エディタ(テキストエディタ) プログラム言語の内容(テキスト)を読み書きする事(エディタ)を基本としたソフト。
となります。
※ 文章上ツールと書いてある部分は、複数のソフトが入っている物として下さい。
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