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Re[7]: シェアウェアについて [1]


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■24915 / inTopicNo.21)  Re[3]: シェアウェアについて
  
□投稿者/ シャノン (606回)-(2008/09/11(Thu) 23:56:16)
No24905 (れい さん) に返信
> ちがいますよ。
> 開発にかかった費用を分担するという意味です。

その思想は好きですが、Jitta さんが正解のようです。

> シェアウェアはボブ・ウォレス(Bob Wallace)が1983年にワープロソフトPC-WRITEを、"Shareware" と命名して販売したことに始まる。Bob Wallaceはユーザに自身のソフトをフロッピーにコピーして友人に配布(share)して欲しい、そして気に入ったら対価を払って欲しいと訴えた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2

「シェアウェア」という名前自体に、「金」につながる意味はありませんね。
引用返信 編集キー/
■24916 / inTopicNo.22)  Re[4]: シェアウェアについて
□投稿者/ れい (777回)-(2008/09/12(Fri) 04:35:42)
No24915 (シャノン さん) に返信
> ■No24905 (れい さん) に返信
>>ちがいますよ。
>>開発にかかった費用を分担するという意味です。
>
> その思想は好きですが、Jitta さんが正解のようです。

んー
それ、Wikipediaが違うと思いますよ。

と、私がいっても誰も信じないでしょうが。
信用度がだいぶ違いますし。

納得してもいないのに「私が間違ってました」ともいえませんし、
かといって、何も書かないのはJittaさんやシャノンさんに失礼。

証拠を調べてあげるのも大変なので、
乱文で適当ですが、一応ネット上に、発言を残しておきます。

いつか誰かが調べてくれることを期待して。

長くなりそうなので別に投稿します。

タイトルは…
「マルチ商法とsharewareの意外な関係」
で。

引用返信 編集キー/
■24917 / inTopicNo.23)  Re[5]: シェアウェアについて
□投稿者/ れい (778回)-(2008/09/12(Fri) 06:25:45)
2008/09/12(Fri) 06:40:27 編集(投稿者)
2008/09/12(Fri) 06:37:21 編集(投稿者)

> ボブ・ウォレス(Bob Wallace)が1983年にワープロソフトPC-WRITEを、"Shareware" と命名して販売したことに始まる。
(Wikipediaから引用

#そもそも日本語が変。PC-WRITEは「PC-WRITE」と命名されてるはずです。

ボブ・ウォレスがsharewareに果たした貢献を否定するわけではないですが、
ウォレスの言う「shareware」の「share」はおそらく皆の想像と違う「share」です。

「PC-WRITE」を持っていた人なら知ってると思いますが、
「紹介料」で儲ける、ネズミ講に近いシステムになっています。

寄付をした人はウォレスからIDを受け取ります。
他人に渡す際には、自分のIDを配布元として添付します。
新たに寄付する人は寄付の際に配布元IDを連絡する必要があり、
寄付金の一部が配布元に還元されます。

なので、みな自分のIDで使ってもらおうと、会社中のPCにインストールしたり、
PC-WRITE内の配布元IDを書き換えるウィルスが出たり。

そんな感じでウォレスは大儲けしたらしいです。

ちなみに、
1970後半から1980前半はアメリカや日本でマルチ商法やネズミ講が大流行した時期でもあります。

ちなみに、
マルチ商法の謳い文句は日本では「皆で利益を共有・還元」であることが多いですが、
英語でも同様に「share」や「cyclic」、「reduction」などがよく使われます。
「Share the profit!!」とかね。

マルチな料金システム+マルチな時代背景+「share」は謳い文句。
これだけ条件がそろっていて、
「shareware」の「share」を「使用することをshareする」「配布する」と解釈するのは困難です。

PC-WRITEの場合、sharewareの「share」は「ソフトウェアと売り上げを共有する」です。
今我々が使うsharewareと全く違います。

いま慌てて探した手元の1987年の日本語の資料によると、(おそらくI/O誌のコピー)
「シェアウェアはソフトウェアの形態として米雑誌(Intelligent Machines Journal誌)で掲載されたいくつかの分類のひとつ」で、
「開発費用を複数人、複数者で分担して開発する方式」が元で、
「最近ではそれが転じて気に入れば料金を払う形態のものが多い。普通は無料で入手できる」
とあります。

Intelligent Machines Journal誌は「Wikipedia」によると1980にInfoWorldに改名しています。
ならば、Sharewareは1980以前、IBM-PC以前からある単語です。

ウォレスのPC-WRITEはIBM-PC用で、1983年に公開です。
つまり、起源ではありえません。


sharewareという単語が大々的に使われるようになったのは
米国のどこかの雑誌かコミュニティが使い始めてからです。
名称は忘れましたが、確かコンテストか何かで「一般公募」したと聞いています。
「shareware」という名称が選ばれた理由を考える必要があります。

当時の有料ソフトウェアが「PC-WRITE」の様な紹介料システムのものばかりであったとは思えません。

「PC-WRITE」の独特な料金システムを、他のソフトウェアの料金体系の名称として使うというのはおかしな話です。
当時から「PC-WRITE」が代名詞となるほど有名であったとするなら、
その料金システムも有名なはずで、ならそれを一般名詞には使わないでしょう。
「PC-WRITE」が有名でないなら、「PC-WRITE」の「shareware」を一般名詞に使う理由はありません。
おそらく、コンテスト参加者はPC-WRITEの「shareware」のことなど誰も知らなかったでしょう。

IMJの「shareware」を知っていたかどうかもわかりません。
IBM-PC以前なので忘れていたか、頭の片隅に残っていたかもしれません。

いずれにせよ、そのコンテストでおそらく「shareware」は再々発明され、市民権を得ました。

英語では営利目的でない商品やインフラなどの利用料は「share」とか「contribution」を使います。
shareという語本来の意味と、「shareware」のコンセプトは合致したので市民権を得たのですね。
つまり、「コストを負担するsoftware」で、「shareware」です。

ちなみに。
ウォレスはsharewareの商標を取得していません。(FluegelmanはFreewareの商標を取得したのに。)
ウォレスは独特の料金システムでお金持ちになったのに、
その名称の権利すら持ってないのは変です。
すでに在った単語だったなら、納得がいきます。

まとめると

おそらく。
・ウォレスは最初期の(今の意味での)shareware作家。ただしやり方はマルチ。
・sharewareという語を最初に使ったのはIMJのWriter。ただし現在のsharewareを想像していない。
・sharewareという語を今と違う意味で使ったのはウォレス。マルチの宣伝文句。
・sharewareという語を普及させたのはどこかのコンテスト。
・sharewareという語を今の意味で初めて使ったのはそのコンテストの参加者。
・今のsharewareという語のshareは「分担」の意。
・ウォレスのsharewareのshareは「利益」の共有という意。
・IMJのWriterのshareは現在の「共同開発」に近い意味。

このあたりの資料は紙で、
全文検索が使えない時代の資料なので。
証拠を探すのも提示するのもめんどくさいのでこの程度しか示せません。
英語の資料も気が向いたら探してみますが…

80年前後のPC雑誌が手元にあるなら、探せば同様の内容でのっているかと思います。
古い話が好きな人はどうぞ。


かなり適当な推測も含め、時系列順に並べて、終わります。

1980年頃
・IMJに他のいくつかの形態とともに「shareware」が示される。
shareはコスト分担の意。

1982年
・Andrew FluegelmanがPC-Talk作成。「Freeware」の商標を取る。

・Jim KnopfがPC-File作成。

1983年
・Bob WallaceがPC-WRITE作成。
マルチに触発された料金体系をつくり、その謳い文句である「share」を使う。
(ここでIMJのsharewareを知っていたかどうかは不明)

1985年
・Andrew Fluegelmanが「Freeware」の商標を放棄。後行方不明に。

1985年頃
・どこかのコミュニティが「shareware」を使い始める。
IMJとBob Wallaceが既に使っていることを知っているかどうかは不明。
みな「share」は分担の意だと解釈し、普及し始める。


・ウォレスが金持ちになり有名になる。

1990年頃
・ネットの普及と共に皆いろいろ忘れる。


・シェアウェアの歴史を誰かがまとめる。
最初のsharewareを探し、「PC-File」「PC-Talk」「PC-WRITE」あたりに辿り着く。
「PC-WRITE」が最初期のソフトで、たまたま今の「shareware」に近い形態であり、かつウォレスもソフトも有名だったため、
「PC-WRITE」の「shareware」と、IMJの「shareware」と、「全く意味の違う名詞」であったことが忘れられ、
「PC-WRITE」が「shareware」の起源という説が一人歩きし始める

・「share」が「利益共有」の「share」であることは忘れられる

2007年頃
Wikipediaに「ウォレスが起源」「配布してほしいからshare」と書かれる

2008年頃

どこかの掲示板で「れい」という匿名の誰かが「shareware」の起源について適当なことをでっち上げる <- 今ここ
引用返信 編集キー/
■24918 / inTopicNo.24)  Re[6]: シェアウェアについて
□投稿者/ Azulean (196回)-(2008/09/12(Fri) 06:42:35)
2008/09/12(Fri) 06:44:18 編集(投稿者)

英語版Wikipediaはそれなりに書かれていますね。真偽は私には判断できませんが。

http://en.wikipedia.org/wiki/Shareware

The most popular name submitted was Shareware, which was being used by Wallace. However, Wallace acknowledged that he got the term from an InfoWorld magazine column by that name in the 1970's, and that he considered the name to be generic, so its use became established over freeware and user-supported software.

1970年代に使われていたと。
引用返信 編集キー/
■24919 / inTopicNo.25)  Re[2]: シェアウェアについて
□投稿者/ やじゅ (612回)-(2008/09/12(Fri) 07:04:54)
やじゅ さんの Web サイト
No24870 (PATIO さん) に返信
>
> 私的にはお金を要求してしまうと責任も合わせて負わされると言う意識が
> あるのではないかとも思いますね。
>

確かにありますね。ただ、サポートの義務はないはずです。

作者にしてみれば、サポートしないかわりに値段を下げている場合もあるわけで
サポート込みであるなら、その分値段を上乗せしたりします。
サポート料は別というのが私の考えです。

まったくサポートしないってわけではないですが、なんでもかんでもサポートを
要求されても、結局は無視せざるえないわけです。


小金を稼いではいけないという雰囲気はどうにかしたいです。
アフェリエイトは良くて、シェアウェアは駄目なんですかね
引用返信 編集キー/
■24920 / inTopicNo.26)  Re[6]: シェアウェアについて
□投稿者/ Jitta on the way (171回)-(2008/09/12(Fri) 07:31:27)
れいさん、長文どうも

投稿の意図としては、「呼び方なんかどうだってええやん」でした(^^;



開発に使用したツールが無料だから、開発費も無料なのでしょうか。
今、クワガタを飼ったり畑を借りたりしているのですが、腐葉土を買っています。でも、庭の手入れをして出来た葉や枝をひと所に積んで、土をかけて、時々ひっくり返せば、自分で作れないこともありません。誰でも無料で作れるのに、価格がついているものもあります。
開発にかかる費用も、同じように、開発ツールだけではないと思います。開発をしている時間、そのために使用した電力、開発ができるようになるために費やした時間、必要なことを調べるための時間、費用。

オープン ソースの思想は、こうした費用を否定しているような気がするので、好きではありません。
引用返信 編集キー/
■24921 / inTopicNo.27)  Re[7]: シェアウェアについて
□投稿者/ れい (779回)-(2008/09/12(Fri) 07:32:50)
No24918 (Azulean さん) に返信
> 2008/09/12(Fri) 06:44:18 編集(投稿者)
>
> 英語版Wikipediaはそれなりに書かれていますね。真偽は私には判断できませんが。
>
> http://en.wikipedia.org/wiki/Shareware
>
> The most popular name submitted was Shareware, which was being used by Wallace. However, Wallace acknowledged that he got the term from an InfoWorld magazine column by that name in the 1970's, and that he considered the name to be generic, so its use became established over freeware and user-supported software.
>
> 1970年代に使われていたと。

私は嘘だと思いますね。

だって、1970年代にInfoWorldという雑誌はありませんから。

それに、Wallaceのソフトウェアの販売手法は新規性の高いものだったはずです。(そうでなければ儲からないはず。
sharewareというのがgenericだと思っていたなら、その名称を使うはずがありません。
引用返信 編集キー/
■24922 / inTopicNo.28)  Re[3]: シェアウェアについて
□投稿者/ Jitta on the way (172回)-(2008/09/12(Fri) 07:39:06)
No24919 (やじゅ さん) に返信
> ■No24870 (PATIO さん) に返信
>>
>>私的にはお金を要求してしまうと責任も合わせて負わされると言う意識が
>>あるのではないかとも思いますね。
> >
>
> 確かにありますね。ただ、サポートの義務はないはずです。
>
> 作者にしてみれば、サポートしないかわりに値段を下げている場合もあるわけで
> サポート込みであるなら、その分値段を上乗せしたりします。
> サポート料は別というのが私の考えです。
>
> まったくサポートしないってわけではないですが、なんでもかんでもサポートを
> 要求されても、結局は無視せざるえないわけです。

マイクロソフトなど、米国企業のソフトウェア使用許諾書をよく読みましょう。ソフトウェアを売っているのではなく、現状のソフトウェアを使用する権利が販売されています。ソフトウェアを、「物」と考えるところが、そもそものまちがいなのかも。だからこそ、「無料で使えるべきだ」という声も出てくるのかもしれないけど、だったら床屋やマッサージといったサービス業も、無料でなされるべき、と言えるかも。(無制限で劣化しないコピー、ってのがちがうか)
引用返信 編集キー/
■24923 / inTopicNo.29)  Re[7]: シェアウェアについて
□投稿者/ ネタ好き (589回)-(2008/09/12(Fri) 08:28:17)
2008/09/12(Fri) 08:48:19 編集(投稿者)

それにしても、オープンソースはタダと思い込んでいる人はどうにかして欲しいですね。
オープンソースの根源は「企業のロック」を防ぐ自由であり、この思想は「自由に配るから貴方の自由も保障する」というものであって、それ=タダというのは馬鹿げた考えです。
我々技術者のサービスが目に見えないからといってタダであるべきなら、それを使用して口車で売る連中にお金が支払われる事に違和感が無いのはどうしてなのでしょうか?
それに、全てのサービスがタダというのならば、
行政も税金を取るべきではありません。
料理人はお金をとってはなりません。
建築家はお金を取ってはなりません。
セールスマンに至っては口だけなので余計にお金は取ってはなりません。
・・・・
という具合に、我々技術者だけお金を取ってはならないとわれる結われは無いと思います。
どのような理屈で我々だけタダであるべきなのでしょうかねぇ。
それならば我々に税金を投入するべきです。
天下り官僚を食わせる金があるのならば、我々のほうがM倍役に立つと思います。

追記
日本って、理論よりも空気で判断しがちだと思わない?
引用返信 編集キー/
■24925 / inTopicNo.30)  Re[7]: シェアウェアについて
□投稿者/ 渋木宏明(ひどり) (878回)-(2008/09/12(Fri) 08:57:35)
渋木宏明(ひどり) さんの Web サイト
> オープン ソースの思想は、こうした費用を否定しているような気がするので、好きではありません。

僕もオープンソース支持者(エセ支持者?)にはソフトウェアへの対価を嫌う人が多い印象がありますが、「オープンソース=ソフトウェアへの対価の否定」ではありませんよね。

オープンソースの主題は「ソースコードの開示」に尽きます。

ソースコード開示の結果、どんな効果を期待するのかはそれぞれ思惑があってのことなんで、そこんとこを議論してもせんなきかなと。

引用返信 編集キー/
■24932 / inTopicNo.31)  Re[8]: シェアウェアについて
□投稿者/ れい (780回)-(2008/09/12(Fri) 09:28:26)
No24923 (ネタ好き さん) に返信
> という具合に、我々技術者だけお金を取ってはならないとわれる結われは無いと思います。
> どのような理屈で我々だけタダであるべきなのでしょうかねぇ。

誰も0円であることを強要などしていません。
好きに価格をつけて売ったらよいでしょう。

それが売れるかどうかは別の話。

金額がどのように決定されるかは私も軽く説明しましたし、
より詳しく知りたいなら経済学を学ぶといいでしょう。

経済的価値は物の価値の一部分でしかないのですから、
タダであっても憤慨することではありません。

飯が食えなくて怒るなら、行政や社会に文句を言う前に、
ソフトウェアがそういう物である、そのことに文句を言いましょう。
#空が青くて鬱陶しいなら、空を赤くしろと社会に文句を言ってもしょうがないです。

> それならば我々に税金を投入するべきです。

ならば労働組合や政治団体をつくり、
そういう公約を掲げる立候補者をたてて政権を取り、
プログラマに対する社会保障制度でもつくればよいでしょう。

> 天下り官僚を食わせる金があるのならば、我々のほうがM倍役に立つと思います。

その辺のプログラマより天下り官僚の方がよっぽど役に立つと思います。
法律も制度もいろいろ知ってますし、仕事の早い人が多いです。

社会に文句を言うのは批評家の仕事ですよ。
プログラマーなら「皆がすすんでお金を払いたいと思うような物」を作ったらどうですか?

こあらさんの言う様に、愚痴をいいたいだけですか?
解決するための手法を探してるんではないということかしら。

プログラマと言うのは
抽象的な問題を小さな問題に分割し分析して実装して組み合わせて問題を解決し、
最終的に「自分の思うまま」の物を作るクリエイターだと思ってましたが。

バグがあったら「それはあいつの作ったライブラリが悪い!」と愚痴って仕事を放棄するのですか?
Frameworkにバグがあっても、なんとか「よい物」を作るのがプログラマではなかったかしら?
引用返信 編集キー/
■24933 / inTopicNo.32)  Re[7]: シェアウェアについて
□投稿者/ よねKEN (187回)-(2008/09/12(Fri) 09:29:58)
Jittaさん
> オープン ソースの思想は、こうした費用を否定しているような気がするので、好きではありません。

オープンソースの思想は何ら費用のことを否定していませんが、
オープンソースの実際は、ソースを公開し、皆が自由に利用できるようにするという目的のために
誰でも無料でそれを使えるという状況があり、その品質も有料の製品と遜色ないものもあるので、
その結果として、他の優秀なソフトウェアがそれソフトウェアの代価として利益を得ることを
難しくしているとは思いますね、私も。

ネタ好きさん
> それにしても、オープンソースはタダと思い込んでいる人はどうにかして欲しいですね。

思い込みではなく、ソフトウェア本体は実際に無料であることが多いですね。
あるソフトウェアから派生したソフトウェアを有料化することは可能でも、
無料のバージョンがあって、それでも敢えて有料の方を選択はしないでしょう。
有料の方を選択するとしたら、それはそのソフトウェア本体に対して金銭的な価値を見出すのではなく、
有料化にあたって付加された価値に対するものだと思います。


シェアウェアについて。起源はともかくとして、
私がネットに参加し始めた1996年頃のシェアウェアの意味は「開発費の分担」の方でした。

引用返信 編集キー/
■24935 / inTopicNo.33)  Re[6]: シェアウェアについて
□投稿者/ れい (781回)-(2008/09/12(Fri) 10:20:58)
No24917 (れい さん) に返信
> どこかの掲示板で「れい」という匿名の誰かが「shareware」の起源について適当なことをでっち上げる <- 今ここ

さて。

トンデモを展開してると言われると困りますので、
資料を探してきました。
ネット上で皆さんが見れるものを探したので、何次ソースかもわからないような状態ですが。


http://paulspicks.com/history.asp
・「PC-WRITE」の販売法。
・Nelson Fordが「Public Software Library」という団体での用語を「コンテスト」で募集し、「shareware」が選ばれた事。
・その後Wallaceに使用しても良いか確認した事。

http://www.asp-shareware.org/users/history-of-shareware.asp
もう一人のsharewareの祖、Kopfの文章と
コンテストを開催したNelson Fordが書いた文章があります。

Kopfの方。

・「I decided to place a message in the program. I would ask those who received it to voluntarily send a modest donation to help defray my costs. 」
と「my costs(経費)」を「defray(支払う)」してくれるようメッセージを入れた事。
・Fluegelmanと連絡をとって同じ「$25.00」で寄付を募ることにした事。

Nelsonの方。
・FluegelmanとKopfが「Freeware」というものを作った事。
・「putting a request in the program's on-disk documentation for the user to send money to the author to finance the ongoing development and support of the programs.」
継続的な開発と、サポートを賄うために金を送ってくださいと言うリクエストを入れた事。
・コンテストを開き、「The most popular choice」が「shareware」だった事。
・Wallaceが「shareware」を「an old, pre-IBM-PC computer magazine column.」から採った事。

探せばまだあるかと思います。

肝心のIMJの件はまだ見つかりませんが、
Nelsonの文章でwallaceがオリジナルでないと認めているのでほぼ間違いないでしょう。

Wikipediaが間違いで、
「shareware」の「share」が「コストの分担」であり、
「shareware」の字面だけなら「an old, pre-IBM-PC computer magazine column.」を書いた人が発明者で、
現在用いられている意味で発明したのはNelsonのPsLというコミュニティの参加者。

ということが納得できるかと思いますが。

#これは1996年に知人と図書館、ネット、メールで調べたのです。1ヶ月くらいかかりました。
#当時から間違いだらけだったのですが、今でも変わらないのですね。
引用返信 編集キー/
■24937 / inTopicNo.34)  Re[7]: シェアウェアについて
□投稿者/ ネタ好き (590回)-(2008/09/12(Fri) 11:03:38)
2008/09/12(Fri) 11:23:03 編集(投稿者)

No24935 (れい さん) に返信
皮肉を書きましたが本題は「日本って、理論よりも空気で判断しがちだと思わない?」の方です。
理論的に考えて、「何もしないほうが儲かる」というのは馬鹿げていると思います。
税金は皮肉で、税金が幾らで何に使われているのかまったく興味を持たない、空気で判断する国民性に対するものです。
まぁ、このままいくと、「IT業界って詐欺師の集団だよね」でつぶれると思いますw
何もしないで人を騙して儲けるのはただの詐欺師です。


この業界が駄目な事は周知の事実ですので話しを進めますと、やはり消費者が「品質を気にしない」のが問題だと私は思います。品質を気にしないのならば、空気に値段をつけて売ればいいだけのことです。
それで品質をどのように判断し、幾らの価格をつけるのかは、私が以前にこの掲示板で話した事につながってしまいますね。
話しが無限ループしないために、それも脇において話しをすると、「消費者に情報を提供する」しかないと思います。自分だどれだけ損をしているのかわかったら無関心ではいられないと思います。
ただ、お客に偽装商品を売るのが前提の会社ならばそれすらもどうでも良いことなので、それについては今のところ、そっちの業界で何とかしてくれとしか言いようがありません。


追記
一番簡単な解決法を思いつきました。それは品質を知っている開発者がタダでソフトを取らないということです。
例えば、やじゅさんの作品がどれだけ開発の役に立つのかは「開発者なら誰でもわかる」事です。
損益で物事を考えると、やじゅさんの製品が高品質ならば、やじゅさんを応援するために開発資金を気持ち良く渡せば、また将来利益が得られます。
もちろん、GNUの方々にも料金を気持ちよく渡しましょう。
そのように当たり前のことをするほうが、無頓着な消費者を説得するよりもよほど解決が早いと思います。
一時の損得よりも、将来の収益を考えれば良いだけの簡単な理屈です。
損益分岐点が幾らなのかは各人が算出すればいいのです。
引用返信 編集キー/
■24938 / inTopicNo.35)  Re[8]: シェアウェアについて
□投稿者/ みきぬ (78回)-(2008/09/12(Fri) 11:20:26)
No24937 (ネタ好き さん) に返信
> 皮肉を書きましたが本題は「日本って、理論よりも空気で判断しがちだと思わない?」の方です。

1つ前の書き込みの時点でそう読めた人は、誰もいないと思う。
引用返信 編集キー/
■24939 / inTopicNo.36)  Re[9]: シェアウェアについて
□投稿者/ ネタ好き (591回)-(2008/09/12(Fri) 11:23:57)
No24938 (みきぬ さん) に返信
> ■No24937 (ネタ好き さん) に返信
>>皮肉を書きましたが本題は「日本って、理論よりも空気で判断しがちだと思わない?」の方です。
>
> 1つ前の書き込みの時点でそう読めた人は、誰もいないと思う。

済みません。
明日生きられるかという生存に対する不安がストレスとなって、思わず皮肉のひとつでも書きたくなりました。
引用返信 編集キー/
■24940 / inTopicNo.37)  Re[8]: シェアウェアについて
□投稿者/ れい (782回)-(2008/09/12(Fri) 11:38:56)
No24937 (ネタ好き さん) に返信
> 2008/09/12(Fri) 11:23:03 編集(投稿者)
>
> ■No24935 (れい さん) に返信
> 皮肉を書きましたが本題は「日本って、理論よりも空気で判断しがちだと思わない?」の方です。
> 理論的に考えて、「何もしないほうが儲かる」というのは馬鹿げていると思います。
> 税金は皮肉で、税金が幾らで何に使われているのかまったく興味を持たない、空気で判断する国民性に対するものです。

結局、悪いのは社会で、自分(達)ではないと言うことですか?
誰が良くても悪くても、プログラムで飯を食いたいなら稼がねばならないことに変わりありません。
「ライブラリにバグがあるから作りたくない」なら、違う職業になるしかないですね。

> 一番簡単な解決法を思いつきました。それは品質を知っている開発者がタダでソフトを取らないということです。

ええ。
それは解決策です。
しかし、安定ではありません。
やじゅさんが作らなくても、誰かがより安くていい商品をつくるでしょう。

それを国が禁止するなら規制で、
みんなで禁止するなら談合です。

私は「するな」と言われてもタダでソフトを提供するでしょうね。

> 損益分岐点が幾らなのかは各人が算出すればいいのです。

最初からそう言ってます。
その結果、0円でなければ話にならない現状があり、
それをやじゅさんが嘆いているのですよね?

ループはだめですよ。
引用返信 編集キー/
■24941 / inTopicNo.38)  Re[10]: シェアウェアについて
□投稿者/ こあら (24回)-(2008/09/12(Fri) 11:39:07)
No24939 (ネタ好き さん) に返信
> 明日生きられるかという生存に対する不安

日本が政治が業界が・・・というのはさておいて、ネタ好きさんの家計を心配すると、
「独立して、4か月働いて2百万円稼いで8か月は研究に充てる」という生き方はどうでしょう?
パトロンを探すよりは現実的だと思います。

引用返信 編集キー/
■24942 / inTopicNo.39)  Re[9]: シェアウェアについて
□投稿者/ ネタ好き (592回)-(2008/09/12(Fri) 11:46:51)
れい さん に返信
貸借対照で考えると0円では将来の利益が見込めないという事をいっています。
目先の利益よりも継続的に利益を得られる選択をする方が合理的です。


こあらさんに返信
私はすでにフリーエンジニアです。
しかし、契約を無視して料金を支払わなくても国が見逃しているので現実問題生活が成り立ちません。
私が言っているのは政治が云々の床屋話ではなくて、犯罪が横行している現実を踏まえて、どのようにして「開発者の存在意義」を保持するかという課題です。
引用返信 編集キー/
■24943 / inTopicNo.40)  Re[10]: シェアウェアについて
 
□投稿者/ ネタ好き (593回)-(2008/09/12(Fri) 11:57:11)
2008/09/12(Fri) 12:00:46 編集(投稿者)

話しを先に進めます。
物事をより合理的にかつ会計学的に考えると、開発者に支払う料金は「前払金」に相当すると私は思います。
これはソフトウェアがいきなりヴァージョン10などを作れないことを考慮しての事です。
例えば、やじゅ統合開発ソフトというソフトをやじゅさんが作っているとして、ヴァージョン10ぐらいで開発工程に革命を起こすとして、ヴァージョン1で開発をストップさせたり、バージョン10に多額の費用を支払うよりも、ヴァージョン1から割賦金払したほうが経済的だという言うことです。

タダでソフトウェアを拝借するということは、開発者が生存できない(電気水道熱費、設備投資費、家賃などが支払えなくなるのは当たり前)ので将来の利益を放棄するのと同じ行為です。
ここで、100人の技術者よりも1人のハッカーの方が利益をもたらす現実を考慮せねばなりません。
前払金を支払わないという事は、そのハッカーになるかもしれない人を生存できなくさせ、将来への継続的な投資をしないという事を意味します。
これから考えるに、100人の新人に一時的大金を支払うよりも、一人の技術者に継続的小金を支払うほうが経済的にも合理的です。さらに理想を言えば、100人の新人に分担して継続的小金を投資するほうが、より賢明でしょう。
したがって、社会が利益を得るには0円よりも小額の投資を継続的に行うほうが利益が大きいといえると思います。

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