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Re[6]: データベースからのデータ読込

分類:[C#]　

以下のエラーメッセージが表示されます。
「制約を有効にできませんでした、行に入力できるのは・・・」

調べてみると EnforceConstraints を使うとありますが
使い方がわかりません。

データセットは MAINDataSet と SUBDataSet があり、
以下のようなデータベースのデータがあり

MAINDataSet.dbo.Main　（キーは NAME です。）
NAME NUM
A 1
B 2

SUBDataSet.dbo.Sub　（キーは SUBNAME です。）
NAME SUBNAME
A a1
A a2
B b1
B b2

Main のデータにSub を JOIN して以下のデータを取得します。
NAME NUM SUBNAME
A 1 a1
A 1 a2
B 2 b1
B 2 b2

キーはNAMEしかないのでエラーが出るのはわかったのですが

どうすればこのデータをとってくることができますか？

■No81800 (夜叉丸さん) に返信
> データセットは MAINDataSet と SUBDataSet があり、

一つの DataSet 内に、Main テーブルと Sub テーブルがあるのではなく、
Main テーブル用の DataSet (MAINDataSet)と
Sub テーブル用の DataSet (SUBDataSet) があるということでしょうか。

どういうコードを書いているのか分かりませんが、
「JOIN した結果を格納する DataTable」の列定義が
どのように設定されているのかを、まずは確認してみてください。

■No81800 (夜叉丸さん) に返信
> Main のデータにSub を JOIN して以下のデータを取得します。

サーバー側に再問い合わせしたり、LINQ を使ってみるなど、
やり方はいろいろと考えられますが、現時点で
Main / Sub のデータを既に DataSet に読み込んでいるならば、
一つの DataSet 上に DataRelation を貼っておき、
Sub 側に「親テーブルの NUM 列」を式列として追加するのが
手っ取り早い気がします。

// 一つの DataSet 内に二つのDataTable
var ds = new DataSet();
var tblM = ds.Tables.Add("dbo.Main");
var tblS = ds.Tables.Add("dbo.Sub");

// このあたりはテーブル定義なので、
// 型付きDataSet を使うのならば意識しなくてOK
tblM.PrimaryKey = new DataColumn[] { tblM.Columns.Add("NAME") };
tblM.Columns.Add("NUM", typeof(decimal));

tblS.Columns.Add("NAME");
tblS.PrimaryKey = new DataColumn[] { tblS.Columns.Add("SUBNAME") };

// とりあえず実験用データの登録
tblM.Rows.Add("A", 1m);
tblM.Rows.Add("B", 2m);
tblM.AcceptChanges();
tblS.Rows.Add("A", "a1");
tblS.Rows.Add("A", "a2");
tblS.Rows.Add("B", "b1");
tblS.Rows.Add("B", "b2");
tblS.AcceptChanges();

// ここから本題
// JOIN 操作のために式列(Expression Column)を利用してみます
ds.Relations.Add("Main_Sub", tblM.Columns["NAME"], tblS.Columns["NAME"]);
tblS.Columns.Add("NUM", tblM.Columns["NUM"].DataType, "Parent.NUM");

これで、tblS 上に、NAME, SUBNAME, NUM の 3 列が構成されます。
(DataRelation は、型付き DataSet 上であらかじめ構築しておくこともできます)

魔界の仮面弁士さんありがとうございます。

少し難しくて理解できないのですが、

VisualStudioを使用しています。
データソースを使用して、サーバーにあるデータベースのデータのDataSetを作りました。

プロジェクトに以下のファイルが追加されます。
1.MAINDataSet.xsd 他が追加されます。
2.SUBDataSet.xsd 他が追加されます。

MainDataSet.xsd のデザイン編集で
クエリの追加を行って以下のコードを記入します。

SELECT　A1.NAME, A1.NUM, A2.SUBNAME
FROM MAINDataSet AS A1
LEFT OUTER JOIN　AS A2
ON A1.NAME = A2.NAME

DataTable を返すにて GetMainSubName にして登録

public class GetMain
{
static MAINDataSetAdapters.MainTableAdapter adpt = new MAINDataSetAdapters.MainTableAdapter();

pubic static MainDataSet.MainDataTable GetMainSubName()
{
return(adpt.GetMainSubName());
}
}

この GetMain.GetMainSubName()を呼び出すとエラーになります。

以下のように Main の NAME を変更すればデータは読み出すことは
できるとは思いますが、本意ではありません。

SELECT　A1.NAME + ',' + A2.SUBNAME AS NAME, A1.NUM, A2.SUBNAME
FROM MAINDataSet AS A1
LEFT OUTER JOIN　AS A2
ON A1.NAME = A2.NAME

EnforceConstraints を使えばよいらしいですが
どのようにすればよいのでしょうか?

■No81804 (夜叉丸さん) に返信
> MainDataSet.xsd のデザイン編集で
> クエリの追加を行って以下のコードを記入します。

Main 側に追加しているのだとしたら、まずそこが間違っています。

Main テーブルは NAME をキーとしており、
現時点で 2 行のデータが入る事が期待されますよね。

しかし作成した GetMainSubName のクエリーは、
SUBNAME をキー(あるいは PrimaryKey なし)とした、
4 行のデータであるはずです。

でもそれは Main ではなく、むしろ Sub のテーブルの構造ですよね?

ですからデザイン時に行う作業としては、以下のいずれかにしてみてください。

(案1) JOIN 結果の格納先は、Main でも Sub でもなく、
　　別の DataTable として TableAdapter を構成する。

(案2) Sub テーブル側に、GetMainSubName のクエリーを追加する。

サーバー側に問い合わせを行うのなら、通常は案 1 で良いと思います。
Main や Sub は 2 列構成ですが、JOIN 結果は 3 列構成なので、
今回のケースではこれが妥当かと思います。

もしも案2 を選択するのであれば、Sub の DataTable に、デザイン時に
SUBNAME な列も追加しておけば OK です。(デザイン時に SUBNAME 列を
追加していなかったとしても、インデクサ指定で扱うことができます）

ただし、JOIN 結果のために SUBNAME 列を追加しておいた場合、
既定の GetData/Fill で取得したデータ（SUBNAME 列の無い SELECT SQL）では、
SUBNAME 列に入る値が無いため、その列の値は NULL 値として処理されます。

なお、編集結果をデータベース側に復元する事を考えているのであれば、
先の回答のように、リレーション構成にしてクライアント側で連結させるか、
あるいは、案2 を用いて、Sub の DataTable 側で処理すれば OK です。

> EnforceConstraints を使えばよいらしいですが

そもそも EnforceConstraints は既定で有効になっています。

EnforceConstraints が true な状態では、

・PrimaryKey な列に、同じデータが重複登録された場合
・MaxLength を超える長さのデータが登録された場合
・AllowDBNull = false な列が NULL 値の状態であった場合
・DataRelation に違反するようなデータ構成になった場合

などの不整合が検出され、エラー(というか例外)として通知されますが、
EnforceConstraints を切ってしまうと、そういった違反データを
DataTable に登録できてしまうことになりますよ。

■No81805 (魔界の仮面弁士さん) に返信
＞別の DataTable として TableAdapter を構成する。

これはあらかじめSQLServerManagementStudioで
Name と SubName をキーにしたテーブルを作っておくということでしょうか?
それとも SQLコード内で新たに NAME, SUBName をキーにしたテーブルを
作成してデータを返すことが可能なのでしょうか?

ちなみにいろいろ調べて、Get を Fill に変更して以下のようにするとデータを
取得することができましたが、これはやってはいけないことなのでしょうか?

pubic static MainDataSet.MainDataTable FillMainSubName()
{
　MainDataSet Main_DataSet = new Main_DataSet
　Main_DataSet.EnforceConstraints = false;
　adpt.FillMainSubName(Main_DataSet.MAIN);
　return(Main_DataSet.MAIN);
}

■No81806 (夜叉丸さん) に返信
> これはあらかじめSQLServerManagementStudioで
> Name と SubName をキーにしたテーブルを作っておくということでしょうか?

SQL Server 側に、ビューやテーブルを用意しておく必要はありません。
C# 側の DataSet のみを編集すれば OK です。

ドロップ生成された型付き DataSet を編集してみてください。
デザイナ画面の余白部分（水色縞）を右クリックして、TableAdapter を作成し、
そこに JOIN クエリーを追加することで生成できます。
そのテーブルに、PrimaryKey の設定を施すかどうかは任意です。

> ちなみにいろいろ調べて、Get を Fill に変更して以下のようにするとデータを
> 取得することができましたが、これはやってはいけないことなのでしょうか?

一切の制約が無視されますので、あまりお奨めはしません。
データ加工などのために、一時的に制約をオフにする事はありますが、
基本的には制約を有効にしたままで運用されるべきものかと。

逆に、その制約が不要だというのなら、あらかじめデザイン時に
PrimaryKey 設定や列サイズなどといった不要な制約を、
最初から *.xsd のデザイン時に外しておけば良いわけで。

■No81808 (魔界の仮面弁士さん) に返信

> デザイナ画面の余白部分（水色縞）を右クリックして、TableAdapter を作成し、
> そこに JOIN クエリーを追加することで生成できます。
> そのテーブルに、PrimaryKey の設定を施すかどうかは任意です。

テーブルの追加できるんですね。はじめて知りました。
これだと自由にテーブルが作れそうです。
どうも、ありがとうございました。

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Re[6]: データベースからのデータ読込

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