| ■No80747 (真田昌幸 さん) に返信
> Win7SP1
> .NetFrameworkは3.5(.1?)、4.0の共存のようです。
Windows 7 に標準搭載されている .NET Framework 3.5.1 というのは、
「.NET Framework 3.5 SP1 + 累積パッチ」に相当するバージョンです。
Windows 7 なら 2020/01/15 までがサポート期限となります。
ちなみに、Windows 7 以外の OS のサポート期限は、
Windows Vista は 2017/04/12 まで
Windows 8.1 は 2023/01/11 まで(Windows 8 は期限切れ)
Windows 10 では 2025/01/15 までですね。
> OSにSP1をあててて、4.0で止めてる理由はよくわかりませんが。
.NET Framework 4/4.5/4.5.1 のサポートは
今年の1月13日をもって既に終了していますので、
本来は 4.5 系の最終版である 4.5.2 か、あるいは
4.6 系に移行していてしかるべきではありますね。
結局はリスク判断と天秤にかけることになるのでしょうけれど、
.NET Framework の 4 と 4.5.x は共存できず、いわゆる
インプレース更新となりますので、導入済みのアプリケーションが
「4 では検証したが、4.5 以降での検証を行っていない」場合には、
あえて 4 で止めておくという選択肢もあるのだと思います。
それが望ましい事かどうかは別として。
> 3.5のまま、Javaと同じくマスタ参照にするか、
> 4.5.2まで上げて、カレンダークラス参照にするかの
> 2者択一になりそうです。
> (前者の可能性が高?)
良いんじゃ無いでしょうか。既に Java 実装があるのなら、
足並みを揃えておいた方が、メンテナンスもしやすいでしょうしね。
あるいは、そうしたシステム依存度を減らすために、参照するマスターを
Oracle にするのか PostgreSQL にするのか SQL Server にするのか
config にするのか csv にするのか .NET 内部実装を用いるのかなど、
後から差し替えられるような抽象設計なクラス実装にしているケースも
目にしたことがあります。最終的には案件次第ですね。
> 4.x系のマイナーバージョンが多いのが若干気になりますが、
参考までに、CLR2 世代のマイナーバージョンを挙げておきます。
OS プリインストール版、単体リリース版、製品同梱版などといった
細かい違いまでは調べ切れていませんが:
2005/11/07 2.0.50727.42 …… 2.0 RTM
2006/11/06 3.0.4506.30 …… 3.0
2007/01/30 2.0.50727.312 …… 2.0 RTM (NT 6.0)
2007/07/10 2.0.50727.832 …… 2.0 (KB928365)
2007/11/19 3.5.21022.8 …… 3.5
同上 3.0.4506.648 …… 3.0 SP1
同上 2.0.50727.1433 …… 2.0 SP1
2008/02/04 2.0.50727.1434 …… 2.0 SP1 (NT6.0 SP1)
2008/08/12 3.5.30729.1 …… 3.5 SP1
同上 3.0.6920.1453 …… 3.0 SP2
同上 3.0.4506.2123 …… 3.0 SP2
同上 3.0.4203.2152 …… 3.0 SP2
同上 2.0.50727.3053 …… 2.0 SP2
2009/01/26 2.0.50727.3074 …… 2.0 SP2 (KB959209)
2009/04/29 3.0.6920.4000 …… 3.0 SP2 (NT6.0 SP2)
同上 3.0.4506.4037 …… 3.0 SP2 (NT6.0 SP2)
同上 2.0.50727.4016 …… 2.0 SP2 (NT6.0 SP2)
2009/07/13 3.5.30729.4926 …… 3.5 SP1 (NT6.1)
同上 3.0.6920.4902 …… 3.0 SP2 (NT6.1)
同上 3.0.4506.4926 …… 3.0 SP2 (NT6.1)
同上 3.0.4203.4926 …… 3.0 SP2 (NT6.1)
同上 2.0.50727.4927 …… 2.0 SP2 (NT6.1)
2009/10/14 2.0.50727.4200 …… 2.0 SP2 (NT6.0 SP2, KB974378)
同上 2.0.50727.3603 …… 2.0 SP2 (KB974378)
同上 2.0.50727.1873 …… 2.0 SP1 (NT6.0 SP1, KB974378)
同上 2.0.50727.1003 …… 2.0 (NT6.0, KB974378)
2010/08/11 2.0.50727.4206 …… 2.0 SP2 (NT6.0 SP2, KB2265906, .NET 3.5 SP1)
同上 2.0.50727.3615 …… 2.0 SP2 (KB2265906, .NET 3.5 SP1)
同上 2.0.50727.1882 …… 2.0 SP1 (KB2265906, .NET 3.5)
2010/11/19 3.5.30729.5420 …… 3.5 SP1 (NT6.1 SP1)
同上 3.0.6920.5011 …… 3.0 SP2 (NT6.1 SP1)
同上 3.0.4506.5420 …… 3.0 SP2 (NT6.1 SP1)
同上 3.0.4203.5420 …… 3.0 SP2 (NT6.1 SP1)
> 不具合とか結構出ているのでしょうか?
というよりも、開発サイクルが変更されているということですね。
CLR4 世代では Service Pack という形ではリリースされていませんし、
4.5 世代、4.6 世代という括りの中で、バージョン管理されていった
結果なのだと思います。
4.5 …… 2012/08/15
4.5.1 …… 2013/10/12
4.5.2 …… 2014/05/05
4.6 …… 2015/07/20
4.6.1 …… 2015/11/30
4.6.2 …… 現在プレビュー版
Windows 10 も、メインリリースとしては
★TH1: Version 10.0 (ビルド 10240) 初期版(2015/07/29)
★TH2: Version 1511 (ビルド 10586.x) 2015年11月版(2015/11/12 November Update)
★RS1: Version 1607 (ビルド 14393.x) 2016年7月版(2016/08/02 Anniversary Update)
となりますが、Insider-Preview の方々はもっと頻繁に更新されますので
それと同じようなものかと思います。
(Long Term Servicing Branch なユーザーは、未だに 10240 ですが) |